日程:8月2日(土)~8月3日(日)
メンバー:2人
天候:1日目→晴れのち雨、2日目→曇り&晴れ
アクセス:自動車
コースタイム:
1日目
7:49峠の茶屋駐車場-8:39峰の茶屋-9:08牛ヶ首-9:29牛ヶ首分岐-10:05茶臼岳山頂-10:54峰の茶屋(36分お昼休憩)-12:45三斗小屋温泉(大黒屋泊)
2日目
7:32大黒屋-8:42隠居倉(13分休憩)-9:25熊見曽根-9:46朝日岳-10:14峰の茶屋-11:42峠の茶屋駐車場
感想/記録:
今回は写真がほとんどありません。というのも、SDカードの容量がいっぱい&軽量化のためカメラを持参していなかったのもあるのですが、スマホのバッテリーを忘れるというポカをやらかし、ほぼ電源を切っていたためです。
普段は単独のことが多い私ですが、今回は富士山チャレンジを控えた同期の友人と二人で登りに行きました。最初はロープウェイ使っても良いかなあと思っていた私ですが、友人の「ロープウェイ使わずに登りたい」というやる気を尊重して、駐車場から登山を開始。昨年一人で登ったときはロープウェイを使ったので、そういえば下から登るのは私も初めてなのでした。友の一言に感謝。
朝5時頃に宇都宮を出、6時過ぎに県北の友人を拾い、途中コンビニで食料を補給して7時半頃には駐車場到着。行程から言えばこんなに早く行く必要はなかったのですが、那須岳の駐車場は山シーズンは7時台に埋まる可能性があるというもう一人の同期のアドバイスを受け、早めに行動することにしたのでした。実際にはロープウェイ駐車場等は空きが多く、そこまで急がなくても良かったかなという印象。ただし峠の茶屋駐車場は確かに6~7割は埋まっていました。
あせらずゆっくりした歩調で峰の茶屋に到着したあと、いざ茶臼岳登山へ。普通は峰の茶屋からの往復コースを取るところですが、同じ道ではつまらないので、茶臼岳西側山腹のトラバースから牛ヶ首を経由していったん表側(という言い方もへんだな。ロープウェイ側です)に出、そこから山頂へ登って峰の茶屋方向へ降りることに。このルートは「無間地獄」と呼ばれる噴気孔が間近にあり、もうもうと吹き上がる煙と硫黄の臭いが充満する中を通るルートで、活火山・茶臼岳の荒々しさ堪能できるルートです。人も少ないので結構オススメです。ただし、途中の木橋が劣化により立ち入り禁止となっているため注意。しょうがないのでその下を通りました。
茶臼岳山頂は人がいっぱいで賑やか。峰の茶屋へ降りたあと、ちょっと早めの昼食をとることにしました。やっぱり山ではパンよりおにぎりの方がおいしく感じるなあとしみじみ。お米のおいしさを実感してるときって、日本人でよかったなあと思うよね(コンビニおにぎりだけどね)。
さて、今回の私の最大のミッションは「三斗小屋温泉に泊まる」ということでした。徒歩でないといけない秘湯。前々から行きたい行きたいと思っていて、やっと1年越しくらいで実現しました。三斗小屋へは峰の茶屋から登山道が伸びています。どんどん樹林帯へ下っていく道で、途中に延命水と呼ばれる水場があります。
三斗小屋温泉には大黒屋と煙草屋の2軒があり、今回泊まったのは大黒屋さん。大黒屋さんの方が旅館風、煙草屋さんの方が山小屋に近い・・・というネットのうわさで大黒屋さんを選択しました。ただし、煙草屋さんには露天風呂がありますが、大黒屋さんは内風呂しかありませんので、温泉目的の方には物足りないかも。実際泊まってみるとトイレは綺麗で水洗(!)だし、部屋にお茶が用意されてるし、部屋食だしで、確かに山小屋ではあり得ないサービスの数々でした。もちろん布団は自分で敷く必要がありますし、アメニティはありませんし、ご飯も普通の旅館のレベルを期待してしまうと見劣りはしますが、この山という限られた環境の中でこれだけのおもてなしを維持するのは大変だと思います。宿の方も気さくでよい方ばかりでした。
大黒屋の内風呂は大小2つあり、1時間ごとに男女が交代となります。小さい方は雨の影響?かかなり温度が低め。逆に大きい方はかなり温度が高く、足をつけて思わず飛び上がってしまいそうになるほど。源泉が異なるそうです。どちらも水質は無色透明でした。宿には早く着いたため、ぐだぐだしたりグチを言い合ったりお風呂に入りに行ったりで、ゆっくり時間をすごしました。
ちなみに、同日別館に泊まっていた福島県から来た同年代の4人グループがとっても元気いっぱいで凄かったw皆さん中学校の先生&学校事務という割とオカタイ職業についているにもかかわらず(というと偏見だけど)、もう完全にノリが体育会系大学生というか、喋りだすと止まらないわで超・インパクトを残していったのでした。あれだけのパワーとタフさがあれば人生楽しいだろうなあ~とある意味羨ましくもなったり。
2日目は大黒屋を出発して隠居倉へ。この登りが想像以上にキツイ。地図によっては登りのコースタイムが下りの倍だったりするので覚悟はしていましたが、ほぼ登りだけのルートで途中ロープの張られた箇所もあり、しかも周りが木に覆われているので見晴らしもなく、いつ終わるとも分からない中延々と登山道を辿っていく・・・というこの辛さ。自然と口数が少なくなる二人。その分見晴らしの良い隠居倉に到着したときの開放感と風の心地よさはなんとも言えず感動的でした。日差しも強かったけどね。
ここから先の熊見曽根までもほぼ登りですが、先ほどまでに比べれば天国です。熊見曽根からは朝日岳の山頂へ。朝日岳からは下りかつ以前経験したルートであることもあり、難なく下山。12時前には駐車場へ到着しました。
因みに、お昼は道の駅友愛の森でコロッケ定食を食べました。もっと時間が早ければなすべんを食べたかったのだけど、限定20食(確か)のため一歩及ばず・・・。コロッケもホクホクでおいしかったですよ。
今回は登山メインなので、どうしても下山後の観光とかレジャーはなおざりになっちゃったかも。
次は遊びで那須に来ようね!と約束して分かれたのでした。
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