2017年3月7日火曜日

台湾旅行①:出国~龍山寺~故宮博物院

日程:2017年2月25日(土)~2017年2月27日(月)

25日 朝:羽田空港発、午前:台北松山空港着 龍山寺~剥皮寮~故宮博物院
26日 中正紀念堂~総統府~迪化街ほか~九份~饒河街夜市
27日 信義エリア散策~茶芸館(紫藤廬) 夕方:台北松山空港発、夜:羽田空港着

メンバー:一人

アクセス:チャイナエアライン

感想/記録:
 ブログには残していませんが、昨年のGWに初の海外一人旅でモンゴルに行ってきました。ただしこの時は現地係員&ドライバー付きだったので、次こそは自分で計画を立てる旅をしたく、ハードルの低い台湾に決定。元々大学時代、二外で習っていた中国語の先生が台湾人で親近感がありましたし、日本との浅からぬ縁や独特の文化にも興味があったのです。
 航空券とホテルはHISのホームページから予約。今回宿泊したのは松江南京駅に近い洛碁南京大飯店。2016年2月にオープンしたばかりなので設備が充実しており部屋も清潔。なんとテレビ付きバスまでありました。シャワーのヘッドが取り外し可能なのも地味に嬉しかったです(小市民的感想)。駅前という立地ではありませんが、従業員も皆さん感じがよく、総合的に非常に満足度の高いホテルでした。
 旅行もやりたいことはほぼ出来たと思いますが、現地の天気が3日間ほぼ雨か曇りというコンディションだったのは残念でした。

 25日早朝発の便のため、羽田空港のファーストキャビンで前泊。大学時代に京都烏丸店に泊まったことがあったので、大体の雰囲気は分かっていたのですが、問題は思っていたよりもベッドが硬かったこと!寝辛く、しょっちゅう寝返りを打っておりました。睡眠不足の原因は周りの物音よりもこれだと思います。

 
 よく考えたら羽田空港の国際線を利用するのは今回が初めてなのでした。液体物の機内持ち込みチェックが成田よりも甘かったような。早朝の国際線ターミナルの江戸小路には、フライト待ちと思われる多数の旅行客が仮眠をとっていました。空港のこういう風景、結構好きだったりします。
 
 
 今回利用したのはチャイナエアライン。CAさんの制服がチャイナドレス風でとっても可愛かった~。機内食は実に普通でした。確か選択肢はオムレツかサバごはん。7時台のフライトに乗り、10時台に台湾到着。MRT松山機場駅で悠遊カードを購入&チャージし、ホテルまで移動。チェックインまでキャリーケースを預かってもらい、身軽になっていざ観光開始。
 折しも時刻は昼頃ということで、松江南京駅近くで行ってみたいお店があったのです。富覇王という豚足屋さん。お店の前に並んでいるのはテイクアウトの列らしく、入口あたりをウロチョロしてたらレジのおじさんが気付いて日本語の伝票をくれました。そこで注文・前払いして奥に進み、店員さんの案内に従って着席。ほっと一安心。
 
 
 メインの豚足煮込みは部位ごとに3種類あり、一番人気は霸王腿扣。胃がもたれそうな見た目ですが、脂身部分はぷるっぷるで意外にも軽い口当たり。お肉も繊維がパサパサにならずほろっと崩れます。味付けは濃すぎることなく、普通の豚の角煮よりも甘味が抑え目。食べごたえがあってとっても美味しい!あっさりした大根スープも頼んでいたので、口直しを挟みつつ完食。一人旅だとちょっとずつ頼んでシェアが出来ないのが残念ですね~。
 
 
 迫力がありますが、わりと一人でもいける量です(カロリーは気にしない)。これを食べにまた再訪したいくらいの美味しさでした。
 腹ごしらえをしてから次の目的地・龍山寺へMRTで向かいました。
 
 
 
 由緒ある寺院だけあって、雨にも関わらず境内は参拝客で大混雑。線香が周囲の方にぶつからないように注意しながら、見よう見まねでお参りをして、くじ引きをして・・・と、観光客っぽいことを満喫。
 周りをうろうろ散策して、ガイドブックに載っていた甘味屋さんへ。
 
 
 
 黄金餅。甘いすりごまのかかったお餅の中にはなんとチーズが入っています。意外とマッチしていて中々美味しかった~。
 そこから足を延ばし、剥皮寮歴史街区へ。起源は清代まで遡る古い街並みが残っています。
 


 面的に整備されているようなのですが、今回は殆ど外観を見学したのみでした。天気がいい時にじっくり見学してみたい。
 ここからちょっと駅の方に戻り、胡椒餅で有名な「福州元祖胡椒餅」へ。路地にあり、マップ検索をしないと辿り着けないような場所にありました。人気店のようで、雨模様のこの日も先に何人か並んでいました。




 樽のような金属製の器に貼り付けて焼き上げるという、面白い作り方。中にはごろごろっとした食べごたえのあるひき肉のあんが入っています。胡椒という名前ですが辛くはなく、むしろ五香粉?のようなふわっとした甘さが広がります。周りはしっかりとした固めの生地で、あんをガッチリ包みます。これも美味しかったなあ・・・。
 本当は、この記事をみて龍山寺近くの「四方阿九魯肉飯」にも行ってみたかったのですが、お腹いっぱいであえなく断念。
 龍山寺駅から士林駅で下車し、駅近くのバス停から故宮博物院へ。


 さすが中華文化圏、大陸的な大きさの立派な建物。とにかく中が広い!そして人が多い!特に「あの白菜」の展示室では団体客の長蛇の列。監視員の方が立ち止まらないように促しており、一目見るだけで精いっぱいでした。


 よく「思ったよりも小さい」という感想を聞いていたからか、実際に見てみたら想像していたよりも大きく、そういった意味での「がっかり感」はありませんでした。
 精巧に作られていて、確かに人目を引くものがあるような気も。工芸品などを作る際に利用対象となる素材(マテリアル)は文化の独自性を規定する一要素だと思いますが、中国に独特なのは玉石なのですね。日本は木・竹といったどちらかというと柔らかくフラジャイルな素材が多いイメージなので、対照的だなあと思ったり。


(ゆるキャラ①。ちなみに私、紀元前の青銅器文明が割と好きです。饕餮文とか、どことなくラピュタっぽい。)


(ゆるキャラ②)

 
(確実に私より女子力高そうな陶磁器。オシャレすぎる。)
 
 ほかの展示室もそれなりに混雑していましたが、自分のペースで鑑賞できる程度。といっても朝からの疲れも溜まっており、集中力も続かず、全部じっくり見るというわけには行きませんでした。端折るところは端折って2時間半くらいかかったかなあ。全部片っ端から見るとなると一日がかりかも!
 地下にミュージアムショップ&バスの待合所があり、帰りもまたバス利用で士林駅へ。体力があれば剣潭駅で降りて士林夜市に行きたいところですが、到着初日ということもあり、ゆっくり体を休めることにしてホテルへ戻りました。ちなみに、帰る途中に松江南京駅近くの犁記餅店にてお土産用のパイナップルケーキを購入。このお店、日本人に人気があるのはパイナップルケーキですが、他のお菓子もとっても美味しそうでした!今度来たら月餅類を買いたいなあ。
 
 さて、次は旅行のハイライト(?)の2日目です。
 
 




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