2013年10月7日月曜日

カンボジア旅行③:アンコール遺跡群(下)~最終日

3日目は足を伸ばしてコーケー&ベンメリアへ。この日は自由行動だったので、別の旅行会社のツアーに予約して行きました。
だいたいシェムリアップ中心からベンメリアまでが1時間半、コーケーまでがその倍の3時間ってとこでしょうか。今回は参加者が私達2人だけだったので、迎えに来た車はセダンタイプの普通車だったんですが、これがドン引きするほど飛ばす飛ばす。郊外に出ると道路にセンターラインは殆どないし、たまにあってもそれを越えてどんどん先行車両を抜かすので、全く意味をなしていないwメーターを見たら時速はせいぜい60kmくらいのようでしたが、体感では80くらい出ているように感じました。
恐怖で全く眠れずにコーケー到着。こちらは面積が非常に広く、その中にぽつぽつと遺跡が点在していて、その間は車で移動する感じです。名前の通りコーケー遺跡「群」ってわけですね。

 
プラサット・プラム。完全に木に覆われています。この木を取り除くと建物が崩壊してしまうそう。木が建物を侵食する一方で、今や建物を守り支える役割すら果たしているというアンビバレンスに不安定な美を感じます。
 
 
 
 
プラサット・リンガ。ちなみにリンガはシヴァ神やエネルギーの象徴だそう。下の台座はヨニ(女性器)。ヨニは四角いお盆のような形なんだけど、一部が切れ込んでいて、ここから流れ落ちた水を聖水として信仰していたそうだよ。


崩れないよう、こんな感じで補強されていたりします。痛々しくもありカッコ良くもあり。

 
ここらへんからプラサット・トムの写真かな。



遺跡の堀で普通に子供たちが魚捕りをしています。


プラサット・トムの7段ピラミッド!予想以上に大きい。以前は正面の梯子から登れたようですが、現在は立ち入り禁止になっています。遺跡の右脇で牛が草を食んでいました。


遺跡の前のお店でお弁当を食べました。立ち止まれば必ず声をかけられるワットやトムと違い、こちらのお土産やさんはいたってのんびりとしています。


これは道を挟んでプラサット・トムと反対側にある遺跡だったかなあ。コーケーの遺跡は基本的にこんな感じで廃墟的ロマンに溢れています。人があまりいないのも魅力的!

次に来た道を戻ってベンメリアへ。こっちはコーケーに比べて大分観光客が多く、賑やかでした。BBC?のクルーが撮影に来ていました!
この遺跡、日本ではラピュタのモデルになったとも言われています。というわけで脳内ではインディジョーンズとラピュタメドレーがせめぎ合っていました。


ベンメリアは正面が崩壊しているため、脇から入ります。


このまま木道を進むのかと思いきや、写真の中央やや右の木枠で支えられた入り口から中へ入るよう促されます。


中はこんな感じ。道なき道をガイドさんを追って進みます。超楽しい!でも危ない!という子供の頃に戻ったかのような気分を味わえます。






ここも歩いてきました。地元の子供たちは怖がらずにひょいひょい渡っていきます。遺跡が遊び場なんて、なんたる贅沢!




ベンメリアは今回周った遺跡の中で一番面白かったかも。あせた岩と鮮やかな緑の対比の美しさ、冒険心をくすぐられるコース、滅びた遺物に漂う独特の寂しさなどがツボに嵌りました。ここはもう一度来たいかも。

夜はナイト・ウォーキング。



露店の見学。これは蛙です。


夜だけやってる謎の遊園地。色とりどりの電飾がきれい!チープさもまたいい感じです。都会の子供たちはこういうところで遊ぶのかしら。


風船ダーツの露店。風船が割れると商品がもらえるよ。


パブストリート。その名のとおり飲み屋さんが多い通りです。日本人はじめアジア系の観光客はあまり夜出歩いたりはしないので、ヨーロッパやアメリカ系の方が多いらしい。中にはパブの上にホテルがあり、飲んで酔っ払ったらそのまま自分の部屋へ・・・なんてことが出きるお店も。最高すぎませんかその生活。


一応パブで蛙食べました。味は鶏肉みたいで意外やおいしい!


逆に見た目といい正直微妙だったのがカンボジア風かぼちゃプリン。あまり甘くないし、周りのかぼちゃは水っぽいしでコメントに困る味だった。アレンジすれば日本人好みのものが作れそう。


ナイト・マーケット。

 
 
やっぱり雑貨はかわいらしい。でもだいたい似たようなものを売ってるお店が多かったなあ。仕入れるところが同じなのかしら。ちなみにここではランチョンマット&コースターセットを買いました。8$→6$にしてもらったけれど、もう少し交渉すればよかったとちょっと後悔している。

さて、翌日も続けて書いておきます。基本的に最終日は市内観光でした。
まずはトンレサップ湖へ。


水上に住む人々の暮らしを少し垣間見ることができました。
キリスト教の教会があったりベトナム人のための学校があったりと、意外や国際色豊かです。


食用のワニを生簀に飼っていたりします。
次にアルチザン・アンコールのシルクファクトリー。やっぱり露店でシルク製品として売ってる物とは質が違いました。ガイドさんいわく、露店のものにも、一応シルクは使われているそうです。ただし、問題はその割合だとのこと。そこら辺を分かっていれば、安くてバラマキ土産にはちょうどいいし、良いんじゃないでしょうか。
ちなみにこちらでは財布を購入。以前使っていたものが壊れて以来、ずっとテキトーなポーチで代用してたんですが、なかなか気に入ったものが見つかったので思い切っちゃいました。


次にアンコール保存局へ。遺跡の修復機関ですが、外に無造作に石像が置かれていたりします。外は撮影可、建物の中については撮影不可とのこと。2007年にオープンしたアンコール国立博物館へ収められたものもあるため、現在は以前より収蔵量が少ないそうです。


ちょっとしたホラー。首は盗まれやすいらしい。
オリエント趣味の(主に西洋人の)お金持ちが手っ取り早く現地の遺物を手に入れようとしたら、やっぱり首が一番見応えがあり、自慢できるものってことなんでしょうか。


アンコールクッキーでお土産も買いました。このすぐ脇がガイドブックにも載っていたカフェ・プカプカというお店。


このお店のマンゴーカキ氷がおいしーい!濃厚!!また食べたいくらい。

このあとオールド・マーケットで買い物したりして、空港へ。
かなり駆け足でめぐったカンボジアでしたが、色々な経験が出来て思い出深いものとなりました。アンコールの遺跡群の壮大さ、美しさを直接この目で見れて幸せでした。
そして何より、ガイドさんと別れるのがとても寂しかったです。彼のおかげでカンボジアという国への第一印象が非常に良いものになりましたし、また訪れたいと思える国になりました。もちろんまだまだ発展途上ですし、実際に現地で暮らしている彼らは政治的にも社会的にも山積した問題に日々直面しているのだと思うけれど、一観光客として美しい思い出を作ることが出来たことは素直にありがたいことだと思っています(なんだかうまくいえないな、少し独善的な表現な気もする)。

能書きはともかく、いや~本当に良かった。また行きたい。うん。
それだけで十分じゃないでしょうか。

2013年10月5日土曜日

カンボジア旅行②:アンコール遺跡群(上)

翌日はいよいよカンボジア観光開始。
まずは早朝にアンコールワットの日の出鑑賞。
残念ながら空を覆う雲は多いものの、雨は降らず、無事日の出の空の輝きを堪能することができました。




年に2回、春分と秋分にアンコールワットの真後ろから日が昇るのですが、この日は秋分に近いこともあり、ほぼ後ろからの日の出です。美しい。
一度ホテルへ戻り休んだ後、本格的に遺跡群の観光へ。まずは一番大きなアンコールトム。意味は「大きな街」で、その名のとおり3km四方もある大きな遺跡です。ちなみにアンコールワットは「寺の街」という意味だそうで、そもそもの役割が全然違うのですね。


遺跡の周りはトゥクトゥクが客待ちしています。


象にも乗れちゃいます。たまに糞が落ちています。


南大門前の橋の欄干の像。左側(上の写真)は神々、右側は悪魔が並んでナーガ(蛇神)を引っ張っています。乳海攪拌がモチーフです。それぞれ54体で計108体、つまり煩悩の数あるのだそう。面白い!


南大門からバイヨンへ。壁面のレリーフ。勝利の凱旋だった気がするよ。


バイヨンはとにかく観世音菩薩のお顔だらけの遺跡です。上の写真の尖がってる所は全部四面に顔が彫ってあるんじゃないかなあ。


目を閉じているものもあれば、開いているものもあり、全て表情が微妙に異なるのです。



(観光客の数もすごい!)



一番人気のお顔です。
穏やかで慈悲深い微笑みの数々に癒され・・・たいところですが、観光客で混雑しているためおちおちしていられません。


バプーオン寺院。ピラミッド型の寺院です。翌日に訪れたコーケー遺跡の7段ピラミッドにちょっと似ている。


ここら辺は象のテラスあたりかなあ。こっちの狛犬はみんなこんな感じで、やたらセクシーです。


象さん!ただし、これらの象のために「象のテラス」と命名されたわけではなく(たぶん)、ここのテラスの壁面にたくさんの象が彫られていることにちなみます。

 
三島由紀夫の戯曲にもなっているライ王のテラス・・・のライ王(レプリカ。本物は国立博物館に展示されている)。「ライ」というのは要するにライ病のことで、像に手足の指がないことや蛇の返り血を浴びてライ病になった王様の伝説からこう呼ばれているそうです。
ここからアンコールトムを出てタプロームへ。
 
 
 
ここはガジュマルの木に侵食されている遺跡です。木と岩を合わせてひとつの遺跡と言ってもいいくらい。
 
次に中距離遺跡のバンテアイスレイへ。
この遺跡は小規模ながらレリーフが非常に緻密で完成度が高く、見応えがあります。外のものに比べて女性的な印象の遺跡です。実際、バンテアイスレイの意味は「女の砦」だそうですよ。
 
 

リンガ(男根)が左右に並んだ参道。



レリーフがとにかく美しい!全体に赤茶けた砂岩も新鮮です。


ここの遺跡はアンドレ・マルローが盗み出そうとした「東洋のモナリザ」と呼ばれるデヴァター像で有名なのですが、それ自体は遠くからしか見ることができません。しかしながら、多少遠くても来る価値のある遺跡です。

本当はここまでで午前中の行程だったのですが、実際にはツアー客がはぐれるといったトラブルもあり、すでに時刻は昼過ぎ・・・。この後超遅いお昼を食べ、いよいよアンコールワットへ。朝から歩き回ってヘトヘトかと思いきや、ここからは意外と早く時間が過ぎ去っていきました。


時間がずれ込んだために暗くなりつつあるアンコールワット。回廊は薄暗いしあまり観光向けの時間ではなかったのかもしれませんが、その分他に人もおらず、のびのび見学できました。きちんとヘッドライトなどを持ち込めば、夕方から観光するのも冒険っぽくってアリだと思います。





なかなかいい感じでしょう、この暗さ。
あまり写真は撮れませんでしたが、終始インディジョーンズのテーマを脳内に流していました。


夜はアプサラダンスショーを見ながらの夕食。ゆったりとした宮廷舞踊で、指先の独特な動きがとても綺麗でした。

2日目はこんな感じ!
翌日もまだまだ遺跡めぐりです。

カンボジア旅行①:おもにホーチミン

日程:9月20日(金)~9月25日(水)

20日 夜:成田発 深夜:ホーチミン着
21日 日中:ホーチミン市内観光 夕方:シェムリアップ着
22日 アンコールトム、タプローム、バンテアイスレイ、アンコールワット観光 
23日 コーケー、ベンメリア観光 ナイトウォーキング
24日 トンレサップ湖クルーズ シェムリアップ市内観光 夜:シェムリアップ発
25日 朝:成田着

メンバー:友人と2名でツアー参加

 アクセス:ヴェトナム航空(往路:ホーチミン、復路:ハノイ乗継)

感想/記録:
夏季休暇を消費すべくカンボジアへ行ってまいりました。最初はトルコに行く予定でしたが、探し始めた7月にはすでにめぼしいツアーが埋まっており、たまたまカンボジアへの超格安ツアーを見つけたので、この機会にアンコールワットを見よう!と行ってまいりました。
格安なので日程的には結構な詰め込み具合でしたが、カンボジア人の現地ガイドさんが非常に辛抱強く、誠実で面倒見の良い方だったため、満足度の高い良い旅行となりました!感謝してもしきれません。流暢な日本語で、時にはユーモアも交えつつ、様々なお話をしてくださいました。本当に良いガイドさんにあたって幸運でした。

さて、カンボジアの話をする前に、一応ホーチミンにも寄ったのでそこら辺も語っておきます。といっても、ホーチミンは乗継の際に観光したようなもので、そんなに写真も多くはありません。天気は曇り時々雨でした。


ちょっと前を通った統一会堂。フランス植民地下に建てられたもので、後に南ベトナム大統領府にもなっています。敷地内にベトナム解放軍の戦車も展示されてました。
中は入ってないのですが、相当広く見応えがあるようです。ベトナムメインで旅行する時は見てみたいかも。


中央郵便局。これもやっぱりフランスが建築したもの。ピンクの外観がとってもメルヘンです。現在も普通に郵便局として使われていて、現地人向けの受付窓口と観光客向けのお土産コーナーが混在しているところが面白い。


中はアーチ状になっていて、正面にホーおじさんがいます。入り口の左右にお土産やさんが並んでいます。


(誰が買うんだよこんなの・・・)


道を挟んですぐ近くにあるネオ・ゴシック様式のサイゴン大聖堂。やっぱりフランスが(以下略)
資材は全てフランスから取り寄せたそうです。徹底しています。



観光客でごった返していますが、中はやはり宗教建築らしい荘厳さがあります。通常の見学者は奥へは入れませんので注意。


ベンタイン市場。カンボジアもそうでしたが、とにかくお店の前を通るだけで声をかけられるので活気は味わえます。
店と店の間が格子状の道となっており、買わずとも探検してみるのも面白い。服飾品や雑貨屋さんは色とりどりの商品を並べているので写真栄えします(一つ一つをじっくり見ると微妙なデキだったりするのですが、それはそれ)。
ただ、食材系のお店の独特の臭いはキツかったなあ~。生活感があって嫌いじゃないけれど。たぶん空気が篭っているから余計なんですね。



アイフォーTシャツ(笑)

この後はドンコイ通りへ。ホーチミンの銀座のような場所らしい。とはいっても、観光客向けのそこそこ安いお土産やさんもあります(無論現地価格よりは高いんだけど)。日本人観光客はベンタイン市場よりはこちらを好む方が多いらしい。綺麗で清潔感があるので、確かに日本人好みです。


この写真はドンコイ通りのお店で撮ったやつかな?
この通りではベトナムコーヒーと箸置きとお皿を購入しました。お菓子が試食し放題だったので手当たり次第につまんできました。

そんな感じでベトナムは終わり!
ガイドさんと別れてシェムリアップへ出発します。
空港へ着くとベトナムとは一変して広い飛行場の周りには木々ばかり。ちょうど夕日が沈んでいくところで、とても美しかったです。本当に全然別の国なんだなあ、と当たり前のことをぼんやりと思いました。
一応税関申告書も書く必要があるのですが、シェムリアップ空港の税関には職員が一人もおらず、申告書は机の上の箱に置いていくだけ・・・というテキトーさ。場合によっては職員がいるのかもしれませんが、デタラメを書いておこうが全然問題にならなそうなユルさでした。
ちなみにベトナム人のガイドさんは日本語がカタコトだったので、シェムリアップで出迎えた件のカンボジア人ガイドさんの日本語能力には良い意味で裏切られました。バスの中で弁舌絶好調のガイドさんに、「本当に人によってぜんぜん違うんだなあ」とこれまた当たり前のことを思ったり。
着いたのは夕方だったため、この日は夕食だけ食べてホテルへ。クメール料理はあまり辛くないそうで、滞在中食べただいたいのものは美味でした。それからアンコールビールがスッキリしていてうまかった!薄味なのでガンガンいけます(東南アジアのビールって薄味が多いみたい)。お土産に買って帰ればよかったと現在後悔しています。

さて、翌日から、いよいよアンコール遺跡群の見学です。

2013年9月7日土曜日

立山②:雑記【富山県】

なんだか随分酷いタイトルですが、そんなわけで遅くなりましたがその他の所感をば。

①アルペンルートについて
28日は当初、弘法臨時バス停でバス下車→「歩くアルペンルート」で弥陀ヶ原へ→弥陀ヶ原から再びバスに乗り天狗平バス停で下車→再び「歩くアルペンルート」を通り天狗平から室堂へ・・・という計画だったのですが、天狗平~室堂へは結局バスを使っちゃいました。というわけで私が「歩くアルペンルート」を使ったのは公式サイトで言うところの「七曲り・追分コース」と「弥陀ヶ原遊歩道コース」のみ。この七曲り・追分コースは木道でこそあるものの、草木が覆いかぶさって足の運び辛い部分があったりします。弥陀ヶ原の方は観光客が多いのでとても良く整備されているのですが・・・。弘法バス停で降りたの私だけだったし、そんなわけであんまり人気のあるコースじゃなさそうです。でも、弥陀ヶ原近くになるにつれ鬱蒼とした草木から清涼感のある湿原の景色へと変わっていって、とても綺麗でした。
弥陀ヶ原はラムサール条約にも登録されている高原湿地。点在する池塘が美しかったです。ちなみに、弥陀ヶ原で一泊すると夜には富山平野の夜景を一望できるそうです。なんともロマンチック!

最初に買った立山高原バスの乗車券は弥陀ヶ原までのものだったため、弥陀ヶ原駅で室堂行きの乗車券を購入する必要があったのですが、この場合乗車するバスの50分前に予約する必要があるそうです(扇沢行きは30分前だったかな)。というわけで、券を先に購入してから弥陀ヶ原を散策したほうが無駄がありません。ちなみにこの弥陀ヶ原駅の駅員さんが・・・個人的にはちょっと微妙な対応でした。100円おつり少なく渡そうとしたの謝らなかったしなあ。たかが100円だけれどもさ。
なお、私も知らなかったのですが、富山県側から室堂へ行く場合、富山駅~室堂直通バスがあるようです(富山地方鉄道HP)。同区間をアルペンルートで乗り継ぐと片道3530円なので、色々乗り換える手間を鑑みても、片道3000円(往復5700円)はかなり魅力的な金額なのでは。長野県側から入る東京~室堂直通のさわやか信州号(アルピコ)は2013年から中止となり、扇沢止まりになったもよう。今回は初めてのアルペンルートだったし、乗り継ぎも楽しみだったので良かったのですが、次行く時は安い手段を使わねば。

30日は晴れていれば東一ノ越~黒部平に抜けるルートも考えていましたが、荒天ということでアルペンルートを乗り継いで帰りました。室堂~扇沢までしめて片道5700円也。うーん、やはりこの値段を考えると上記の直通バスはかなり安いように思います。
さて、黒部ダムを見たいとかねてから思っていたので、そこで多少時間をとりました。ちょうど今年は黒部ダム完成から50周年ということで、「黒部の物語~人・使命・情熱~」という企画展示をやっていました。ここで上映されていた完成までのドキュメンタリー映像が、プロジェクトⅩ風のかなりアツい内容で面白かったです(プロジェクトXでも取り上げられてたけど)。破砕帯突破の下りとか、工事規模のデカさとか。100段くらい階段を下った場所に展示室があるのですが、訪れた時は是非寄って頂きたいです。

②雷鳥荘について
宿泊した相部屋は2段ベッド×4台の8人部屋でしたが、2泊いずれも私ともう一人の女性の2人だけで、かなり快適に過ごすことができました。靴置き用の棚が設置されているので、靴は部屋の中に持っていきます。
山小屋といっても平地なので温泉入り放題だし、談話室もあるし、食事も(山小屋にしては)豪華です。登山の疲れもゆっくり癒すことができました。

基本情報は以下のとおり:
チェックイン 12:00
チェックアウト 9:00

食事時間 朝6:30~8:00(7月15日~8月末は6:00~)
       夕18:00~19:30(混雑の時は17:30~20:00)
       日により料理が変わる。
       朝はバイキングで自由席。覚えてる料理はサラダ、マッシュポテト、スクランブルエッグ、ウインナー、ミートボール、焼きサバ、冷奴、小松菜の和え物、ひじきの煮物、温泉卵、焼きそば、巻きかまぼこ(富山名産!)等々。確かデザートに果物があって、1日目はスイカで2日目はパイナップルだった。納豆や味のり、漬物などのご飯のお供もあり。
       夕食の席は決められている。一つ一つの盛り付けは少量ですが5皿くらい出てきた。固形燃料皿を使用した料理が出てきてびっくり!しかもメインにお刺身。頑張ってます。

入浴 掃除する7:00~10:30頃以外はいつでも入浴可。
   (上記の時間は部屋の案内に書いてあったのだけど、浴場には~11:00と書いてあったような・・・)
   リンスインシャンプー、ボディソープあり。
   洗面所にはドライヤーなし。(今回は使用しなかったけどフロントに言えば貸してくれるっぽい)
   ブログ見たりすると個室の場合は浴衣とタオルつきみたいですが、相部屋はオプションなし。


だいたいそんなとこかなー。
そういや、雷鳥荘さんにお弁当をお願いしました。最初は菓子パンなんかでいいかなーと思ってたけれど、やはり山の上で米が食べたい!との衝動が抑えられず。大きいおにぎり2個にから揚げなど数点で1000円とさすがのお値段ですが、別山で剣岳を眺めながらおにぎりを頬張ったとき、「お米ってこんなに甘かったのか!」とびっくりしたのを覚えています。砂糖まぶしているのかと一瞬思ったくらいに。なんでもないものでも山で食べると何故かおいしく感じられたりするものですが、こんなおにぎりを味わえたのも良い思い出となりました。