2013年10月5日土曜日

カンボジア旅行①:おもにホーチミン

日程:9月20日(金)~9月25日(水)

20日 夜:成田発 深夜:ホーチミン着
21日 日中:ホーチミン市内観光 夕方:シェムリアップ着
22日 アンコールトム、タプローム、バンテアイスレイ、アンコールワット観光 
23日 コーケー、ベンメリア観光 ナイトウォーキング
24日 トンレサップ湖クルーズ シェムリアップ市内観光 夜:シェムリアップ発
25日 朝:成田着

メンバー:友人と2名でツアー参加

 アクセス:ヴェトナム航空(往路:ホーチミン、復路:ハノイ乗継)

感想/記録:
夏季休暇を消費すべくカンボジアへ行ってまいりました。最初はトルコに行く予定でしたが、探し始めた7月にはすでにめぼしいツアーが埋まっており、たまたまカンボジアへの超格安ツアーを見つけたので、この機会にアンコールワットを見よう!と行ってまいりました。
格安なので日程的には結構な詰め込み具合でしたが、カンボジア人の現地ガイドさんが非常に辛抱強く、誠実で面倒見の良い方だったため、満足度の高い良い旅行となりました!感謝してもしきれません。流暢な日本語で、時にはユーモアも交えつつ、様々なお話をしてくださいました。本当に良いガイドさんにあたって幸運でした。

さて、カンボジアの話をする前に、一応ホーチミンにも寄ったのでそこら辺も語っておきます。といっても、ホーチミンは乗継の際に観光したようなもので、そんなに写真も多くはありません。天気は曇り時々雨でした。


ちょっと前を通った統一会堂。フランス植民地下に建てられたもので、後に南ベトナム大統領府にもなっています。敷地内にベトナム解放軍の戦車も展示されてました。
中は入ってないのですが、相当広く見応えがあるようです。ベトナムメインで旅行する時は見てみたいかも。


中央郵便局。これもやっぱりフランスが建築したもの。ピンクの外観がとってもメルヘンです。現在も普通に郵便局として使われていて、現地人向けの受付窓口と観光客向けのお土産コーナーが混在しているところが面白い。


中はアーチ状になっていて、正面にホーおじさんがいます。入り口の左右にお土産やさんが並んでいます。


(誰が買うんだよこんなの・・・)


道を挟んですぐ近くにあるネオ・ゴシック様式のサイゴン大聖堂。やっぱりフランスが(以下略)
資材は全てフランスから取り寄せたそうです。徹底しています。



観光客でごった返していますが、中はやはり宗教建築らしい荘厳さがあります。通常の見学者は奥へは入れませんので注意。


ベンタイン市場。カンボジアもそうでしたが、とにかくお店の前を通るだけで声をかけられるので活気は味わえます。
店と店の間が格子状の道となっており、買わずとも探検してみるのも面白い。服飾品や雑貨屋さんは色とりどりの商品を並べているので写真栄えします(一つ一つをじっくり見ると微妙なデキだったりするのですが、それはそれ)。
ただ、食材系のお店の独特の臭いはキツかったなあ~。生活感があって嫌いじゃないけれど。たぶん空気が篭っているから余計なんですね。



アイフォーTシャツ(笑)

この後はドンコイ通りへ。ホーチミンの銀座のような場所らしい。とはいっても、観光客向けのそこそこ安いお土産やさんもあります(無論現地価格よりは高いんだけど)。日本人観光客はベンタイン市場よりはこちらを好む方が多いらしい。綺麗で清潔感があるので、確かに日本人好みです。


この写真はドンコイ通りのお店で撮ったやつかな?
この通りではベトナムコーヒーと箸置きとお皿を購入しました。お菓子が試食し放題だったので手当たり次第につまんできました。

そんな感じでベトナムは終わり!
ガイドさんと別れてシェムリアップへ出発します。
空港へ着くとベトナムとは一変して広い飛行場の周りには木々ばかり。ちょうど夕日が沈んでいくところで、とても美しかったです。本当に全然別の国なんだなあ、と当たり前のことをぼんやりと思いました。
一応税関申告書も書く必要があるのですが、シェムリアップ空港の税関には職員が一人もおらず、申告書は机の上の箱に置いていくだけ・・・というテキトーさ。場合によっては職員がいるのかもしれませんが、デタラメを書いておこうが全然問題にならなそうなユルさでした。
ちなみにベトナム人のガイドさんは日本語がカタコトだったので、シェムリアップで出迎えた件のカンボジア人ガイドさんの日本語能力には良い意味で裏切られました。バスの中で弁舌絶好調のガイドさんに、「本当に人によってぜんぜん違うんだなあ」とこれまた当たり前のことを思ったり。
着いたのは夕方だったため、この日は夕食だけ食べてホテルへ。クメール料理はあまり辛くないそうで、滞在中食べただいたいのものは美味でした。それからアンコールビールがスッキリしていてうまかった!薄味なのでガンガンいけます(東南アジアのビールって薄味が多いみたい)。お土産に買って帰ればよかったと現在後悔しています。

さて、翌日から、いよいよアンコール遺跡群の見学です。

2013年9月7日土曜日

立山②:雑記【富山県】

なんだか随分酷いタイトルですが、そんなわけで遅くなりましたがその他の所感をば。

①アルペンルートについて
28日は当初、弘法臨時バス停でバス下車→「歩くアルペンルート」で弥陀ヶ原へ→弥陀ヶ原から再びバスに乗り天狗平バス停で下車→再び「歩くアルペンルート」を通り天狗平から室堂へ・・・という計画だったのですが、天狗平~室堂へは結局バスを使っちゃいました。というわけで私が「歩くアルペンルート」を使ったのは公式サイトで言うところの「七曲り・追分コース」と「弥陀ヶ原遊歩道コース」のみ。この七曲り・追分コースは木道でこそあるものの、草木が覆いかぶさって足の運び辛い部分があったりします。弥陀ヶ原の方は観光客が多いのでとても良く整備されているのですが・・・。弘法バス停で降りたの私だけだったし、そんなわけであんまり人気のあるコースじゃなさそうです。でも、弥陀ヶ原近くになるにつれ鬱蒼とした草木から清涼感のある湿原の景色へと変わっていって、とても綺麗でした。
弥陀ヶ原はラムサール条約にも登録されている高原湿地。点在する池塘が美しかったです。ちなみに、弥陀ヶ原で一泊すると夜には富山平野の夜景を一望できるそうです。なんともロマンチック!

最初に買った立山高原バスの乗車券は弥陀ヶ原までのものだったため、弥陀ヶ原駅で室堂行きの乗車券を購入する必要があったのですが、この場合乗車するバスの50分前に予約する必要があるそうです(扇沢行きは30分前だったかな)。というわけで、券を先に購入してから弥陀ヶ原を散策したほうが無駄がありません。ちなみにこの弥陀ヶ原駅の駅員さんが・・・個人的にはちょっと微妙な対応でした。100円おつり少なく渡そうとしたの謝らなかったしなあ。たかが100円だけれどもさ。
なお、私も知らなかったのですが、富山県側から室堂へ行く場合、富山駅~室堂直通バスがあるようです(富山地方鉄道HP)。同区間をアルペンルートで乗り継ぐと片道3530円なので、色々乗り換える手間を鑑みても、片道3000円(往復5700円)はかなり魅力的な金額なのでは。長野県側から入る東京~室堂直通のさわやか信州号(アルピコ)は2013年から中止となり、扇沢止まりになったもよう。今回は初めてのアルペンルートだったし、乗り継ぎも楽しみだったので良かったのですが、次行く時は安い手段を使わねば。

30日は晴れていれば東一ノ越~黒部平に抜けるルートも考えていましたが、荒天ということでアルペンルートを乗り継いで帰りました。室堂~扇沢までしめて片道5700円也。うーん、やはりこの値段を考えると上記の直通バスはかなり安いように思います。
さて、黒部ダムを見たいとかねてから思っていたので、そこで多少時間をとりました。ちょうど今年は黒部ダム完成から50周年ということで、「黒部の物語~人・使命・情熱~」という企画展示をやっていました。ここで上映されていた完成までのドキュメンタリー映像が、プロジェクトⅩ風のかなりアツい内容で面白かったです(プロジェクトXでも取り上げられてたけど)。破砕帯突破の下りとか、工事規模のデカさとか。100段くらい階段を下った場所に展示室があるのですが、訪れた時は是非寄って頂きたいです。

②雷鳥荘について
宿泊した相部屋は2段ベッド×4台の8人部屋でしたが、2泊いずれも私ともう一人の女性の2人だけで、かなり快適に過ごすことができました。靴置き用の棚が設置されているので、靴は部屋の中に持っていきます。
山小屋といっても平地なので温泉入り放題だし、談話室もあるし、食事も(山小屋にしては)豪華です。登山の疲れもゆっくり癒すことができました。

基本情報は以下のとおり:
チェックイン 12:00
チェックアウト 9:00

食事時間 朝6:30~8:00(7月15日~8月末は6:00~)
       夕18:00~19:30(混雑の時は17:30~20:00)
       日により料理が変わる。
       朝はバイキングで自由席。覚えてる料理はサラダ、マッシュポテト、スクランブルエッグ、ウインナー、ミートボール、焼きサバ、冷奴、小松菜の和え物、ひじきの煮物、温泉卵、焼きそば、巻きかまぼこ(富山名産!)等々。確かデザートに果物があって、1日目はスイカで2日目はパイナップルだった。納豆や味のり、漬物などのご飯のお供もあり。
       夕食の席は決められている。一つ一つの盛り付けは少量ですが5皿くらい出てきた。固形燃料皿を使用した料理が出てきてびっくり!しかもメインにお刺身。頑張ってます。

入浴 掃除する7:00~10:30頃以外はいつでも入浴可。
   (上記の時間は部屋の案内に書いてあったのだけど、浴場には~11:00と書いてあったような・・・)
   リンスインシャンプー、ボディソープあり。
   洗面所にはドライヤーなし。(今回は使用しなかったけどフロントに言えば貸してくれるっぽい)
   ブログ見たりすると個室の場合は浴衣とタオルつきみたいですが、相部屋はオプションなし。


だいたいそんなとこかなー。
そういや、雷鳥荘さんにお弁当をお願いしました。最初は菓子パンなんかでいいかなーと思ってたけれど、やはり山の上で米が食べたい!との衝動が抑えられず。大きいおにぎり2個にから揚げなど数点で1000円とさすがのお値段ですが、別山で剣岳を眺めながらおにぎりを頬張ったとき、「お米ってこんなに甘かったのか!」とびっくりしたのを覚えています。砂糖まぶしているのかと一瞬思ったくらいに。なんでもないものでも山で食べると何故かおいしく感じられたりするものですが、こんなおにぎりを味わえたのも良い思い出となりました。

2013年8月31日土曜日

立山①:立山三山縦走【富山県】

日程:8月28日(水)~8月30日(金)
※三山縦走は29日のみ。

メンバー:単独

天候:
28日 晴れ時々ガス
29日 晴れ(午前中は強風あり、午後は快晴)
30日 ガス、暴風

 アクセス:
行き→高速バス、富山地方鉄道、立山ケーブルカー、立山高原バス
帰り→立山トンネルトロリーバス、立山ロープウェイ、黒部ケーブルカー、関電トロリーバス、路線バス、新幹線、電車

 コースタイム: ※29日の行程のみ
 06:28雷鳥荘発-06:59室堂平-07:33浄土山登山口-07:39室堂山展望台-07:48浄土山登山口-08:23軍人霊碑-08:38富山大学立山研究所-08:57一ノ越-09:53雄山着-09:58雄山発-10:17大汝山-10:31富士ノ折立-11:05真砂岳の巻道通過-11:43別山着-12:19別山発-12:45剣御前小舎-(雷鳥坂)-13:53浄土沢-14:19雷鳥荘

感想/記録:
Wikipedia大先生によると、「雄山・浄土山・別山を「立山三山」と呼」ぶそうです。今回は夏季休暇を消費して、この三山を縦走してきました。現地で2泊3日とかなり贅沢に滞在しましたが、初日と最終日は往復のこまごまとした部分が多いため次の記事に回すとして、とりあえず29日の三山縦走のみ先に記録しておこうと思います。
この行程、本来は内蔵助山荘あたりで一泊すると無理のない行程なのですが、今回は雷鳥荘を基点として日帰りで(正確には日帰りじゃないですが)ぐるっと一周することになりました。
6時28分、朝食もそこそこに雷鳥荘発。立山は平地でも起伏のある土地なので、室堂平に出るまでに息が上がります。ゆっくり焦らず一段一段歩いていきます。この時間帯、既に何名かの登山客はいましたが、室堂山の方へ行くのは先を行く男性と私のみ。しかもこの男性も展望台で引き返してしまったので、浄土山への登山者は私一人でした。


室堂山展望台からは富山平野と日本海が一望できます!


北アルプスの山々も一望。遠くにとんがって見えるのが笠ヶ岳。その左に赤牛岳。右側は笠ヶ岳から順に黒部五郎岳、鳶岳、鷲岳、薬師岳。画面左、スレスレに霞んで見えるのは奥穂高っぽい。


浄土山登山口はしょっぱなに雪渓横断がありますが、この時期はちょうど登山道上は途切れて岩が露出していました。


岩登りはこんな感じ。振り返ってみればこの浄土山の急坂が一番キツかったような気がしますが、とにかくペンキでこれでもかというほどルートが指示されているので、どこから行けば良いのか迷うことがなく、「登りにくいのに登りやすい」という良く分からん印象のルートです。ちなみにこのルートは「山と高原地図」では所要時間20分となっていますが、実際には上記コースタイムにあるように35分かかってます。宿で一緒になった方も30分くらいかかったと言っていたので、このルートは岩場慣れしてないとそれくらいは見込んだ方が良いのかも。あと気づいた点ですが、重なった岩と岩との間に隙間がある(大汝~富士ノ折立もこんな感じ)ので、高所恐怖症的にはこの隙間に落ちるんじゃないか、岩が崩れるんじゃないかという心理的な恐怖感がありました。アルプスの山ってみんなこんな感じなんでしょうか。
さて、そんなことを思いつつ誰もいない浄土山を一人寂しく登っていたときでした。上から鳥の鳴き声が聞こえたのでふと見上げると、なんと雷鳥くんが降りてくるではありませんか。それも5~6羽の群れで!あわててiPhoneを取り出して何度かシャッターを押しましたが、ぶれぶれだったり良く写ってなかったり・・・。



しかし誰にも知られずたった一人で目撃できた特別感はプライスレス。しかも一匹は少しこっちに近づいてきて私を見て(目が合った)、「お前何してんだ?」って感じで首をかしげて去っていきました。半分妄想だけど目は合ったからね!たぶんね!
雷鳥の足ってすごく立派で、あの足で岩を掴むようにしてゆっくり平然と降りていくのでビックリしました。


突然のうれしいサプライズに励まされてきつい岩場を登りきると、浄土山頂に日露戦争で亡くなった富山県の軍人の慰霊碑があります。「山と高原地図」では神社マークがあるんですが、これはいったい?後でネットで調べてみたら、どうやら神社跡の石垣を基礎にこの慰霊碑を建設したもよう。

 
ここらに来ると一ノ越や雄山も見えてきます。


富山大学立山研究所へ行くと、後ろにそびえる竜王岳が名前にたがわぬかっこよさでした。
ここからは一気に一ノ越へ降りていきます。待ちに待った(?)下りで爽快爽快。それにここらでやっと人が多くなってきてなんとなく安心。下る途中に後ろを振り返ると有明の月(でいいのかな)。


一ノ越山荘で身支度を整えた後、いざ雄山へ。混雑というほどの混雑もなく、素直に山頂へ到着。確かに1時間の登りはきついですが、途中に肩のような部分があってちょっと一息つくことができます。


こちらが雄山の最高点ということになりますが、入るのに500円の参拝料がかかる上に石段がきつそうだったので、しばし休憩して大汝山方面へ。大汝と富士ノ折立はどちらも山頂には寄らず、直下の巻き道のみ。うっすら遠くに剣岳も見えました。



・・・というより富士ノ折立は登れるんでしょうかコレ(と思ったら登ってる人いたよ!凄すぎだよ!)。
本当はここから雄山方面に引き返して一ノ越から室堂へ降りるのが当初の計画でした。・・・が、色々考えて先を進むことに。
判断材料は以下のとおり:

・思ったよりもペースが速く、疲労も少ない。別山まで午前中につけそう。
・風が強く、時折雲が流れて来たが、多くは山に掛かることなく頭上を通過していたため、ガスにより視界不良となることはなさそう。
・強風の中、岩場の多い雄山~富士ノ折立をとんぼ返りするよりは、緩やかで歩きやすい真砂岳方面に進んだ方が疲労度と危険度は少ないと思われる。
・もしもの時は大走りから下山可能。このルートは急坂かつ整備不良(山と高原地図)とのことだが、天気は良くルートもはっきりしていたため、迷ったりすることはないと思われる。
・翌日(30日)は荒天の予報だったため、剣岳を見るチャンスは今日しかない。

・・・特に一番気に掛かっていたのがやはり天気。しかし結果としては午前よりもむしろ午後を過ぎてから強風が収まりピーカン晴れになるという、8月下旬とは思えないような素晴らしい天候でした。
さて、そんな感じで富士ノ折立の下りへ。真砂岳方面へ進みますが、名前のとおり、徐々に岩から砂礫の山容へと変わっていきます。


内蔵助カールかな?雪渓を人が歩いていました。


ここら辺はとっても歩きやすくて気持ちがいい。途中の真砂岳も登ってみたかったけれど、別山を控えていたため疲労度を考え省エネで写真左手に進む巻き道を通過。ちょい雲が出てますね。


この写真は巻き道と真砂山頂からの道が合流するあたりかなあ。
いい感じに歩いて行ったところで最後の大台・別山の登り。やはり疲労が溜まっていたからか非常にハードでしたが、登りきって眼前に見えた剣岳は、雄大で見惚れるような美しさでした。自然と目から汗が滲みます。辛い思いをして登ってきてよかったー!!と絶叫(心の中で)。
ちょうど地元に住んでいてもう何度も立山に来ている(剣岳にも何度も登っている)女性と別山で会話したのですが、これほど剣岳が美しく見えることは中々ないそうです。「もう今からでも登っちゃおうかなってくらいですよ!」と仰っていました。うわあ、すごい。


見よこの剣岳の堅牢とした山容を。なんというか剣岳はニッカボッカとキスリングという昔ながらの山ヤのような風情のある山だなあとかよう分からんことを考えたりもしました。ミラノのドゥオーモのようでもあり。ちなみにこの写真は別山山頂じゃなくて下ったところからとったヤツかも。左端に小さく見える小屋が剣山荘ですかね。
私が下り始めてから快晴となったので、雲ひとつない青空を頂く剣岳は拝むことができませんでしたが、それでも超かっちょいい写真をたくさんとることができ、感無量。
存分に剣岳を眺めて下山。剣御前小舎へ到着。


剣御前小舎からは別山乗越の方ではなく雷鳥坂から下山することに。


雷鳥坂は急坂ですが、下る分にはストックがあればむしろちょうど良い位です。これを登るのはめちゃくちゃしんどそうだけど・・・。あと浮石が多いんで注意ですね。


右手には室堂乗越と奥大日。


左手には今まで歩いてきた雄山からの稜線が見えます。美しい。浄土山は見切れてるけれど。


下り終えて浄土沢を渡れば雷鳥沢キャンプ場へつきます。


浄土沢からまたパシャリ。うん、美しい。


キャンプ場から雷鳥荘までは延々と石段を登らなければなりません。これが意外ときつかった。なんだかミニ・万里の長城みたいな感じです。

そんなわけで天候に恵まれ、コンディションに恵まれて素晴らしい一日となりました。剣岳を見たときの鮮烈さは一生忘れないだろうなあ。本当に来て良かった。

さて、28日と30日について。28日は弥陀ヶ原に寄って散策し、30日はアルペンルートで帰るだけですが、途中黒部ダムも見学しました。今回宿泊した雷鳥荘も含め、ここら辺は次の記事で色々書いておこうと思います。余力があれば。

2013年8月21日水曜日

谷川岳(1977M):天神平コース【群馬県・新潟県】

日程:8月17日(土)

メンバー:単独

天候:晴れ時々ガス

アクセス:自家用車、電車、ロープウェイ

コースタイム:
 10:12ロープウェイ発-10:45天狗のトマリ場着-11:08天神のザンゲ岩着-11:11天神のザンゲ岩発-11:22肩の小屋着-(昼食23分)-11:45肩の小屋発-11:54トマの耳着-12:08オキの耳着-12:25オキの耳発-12:43肩の小屋着-13:38熊穴沢避難小屋-14:08ロープウェイ着

感想/記録:
一度は登ってみたい百名山のひとつ、谷川岳へ行って参りました。今回はロープウェイを使う初心者向けコース。
良く考えれば今年初の県外登山です。群馬県にツテがあるので、仕事帰りに車で群馬入りして一泊、翌日電車にて土合駅まで向かいました。水上駅での乗り換えは別ホームへ移動する必要があるため、みなさん狭い階段へ殺到します。これが結構大変!私はたまたま階段に一番近い車両に乗っていたため、余裕をもって座席を確保できました。



土合駅で降りた瞬間に冷気がサーッと駆け抜け、連日の猛暑の中山へやってきた実感が湧いたのもつかの間、400段を越す階段の登りで汗が滲みます。そして地上に出てみれば、やはり夏真っ盛りの暑さでした。
 駅の出口から右に曲がり、道路を道なりに歩いていくと、ロープウェイに到着します。




谷川岳ベースプラザでロープウェイの往復券(2000円)を購入し、登山カードに記入。なお、登山カードは土合駅にも置いてありました。
西黒尾根と田尻尾根を右手に見ながらロープウェイで高低差573Mを一気に駆け上がります。いや~、科学って偉大ですね。


天神平へ到着!
ここから登山開始です。


最初は木道のトラバース道。1ヶ所崖側が崩れていて山肌に鎖がはってある箇所があり、ちょっと怖かったです。しかもこの鎖がやたら低い位置にあって手を添えづらかった。
徐々に傾斜がつきつつ、熊穴沢避難小屋へ到着。ここから本格的な岩場になりました。


岩場はこんな感じ。
一番きつかったのは天狗のトマリ場から天神のザンゲ岩までのあたりだったかなあ。鎖のある箇所もありましたが、全体的には見た目よりも登りやすく、岩場慣れしていない私でもわりと悩まずに足を運べました。ただ、人気コースだけあって踏まれて磨かれた岩が滑りやすくなっています。また、谷川岳は滑りやすい蛇紋岩で形成されていることにも注意が必要です。


肩の小屋手前は勾配がゆるくなり、階段の道になりました。これは後ろを振り返ったところ。ここら辺の風景は昨年登った平標山と仙ノ倉山に非常に似ています。


肩の小屋到着。私はどちらかというと「欲しがりません勝つまでは」系で、頂上に登るまではお昼を食べない方なんですが、今回は岩場がきつかったので、気分転換のため肩の小屋で昼食をとることにしました。この間にガスっぽくなってきました。
肩の小屋からトマの耳までは10分ほどで着きます。

 
トマの耳の標高は1963M。となりのオキの耳が1977Mになりますが、地元の人はこちらを頂上だと捉えているそうです(NHKBSの「日本百名山」で、ガイドの方がおっしゃっていました)。また、この二つを合わせて「耳二つ」とも呼んだりします。猫みたいでかわいい。
 

トマの耳からオキの耳を望む。まあなんと美しい稜線!
相変わらずガスッたり晴れたりの繰り返しです。

 
オキの耳にも到着!
オキの耳から先にロッククライミングのメッカ・一ノ倉沢があります。今回はさすがに覗きには行きませんでしたが・・・。

 


奥はオキの耳方面から見たトマの耳かな。うろ覚え。


トマの耳に戻ってきた頃に晴れ始めたので、ふたたびオキの耳を撮影。同じ被写体でも全く違った印象を出せるのが写真の面白いところです。

 
帰りは元来た道を戻ってロープウェイへ。ビューテラスてんじんでソフトクリームを食べてから帰りました。毎度思いますが、登山後のソフトクリーム・アイスクリームは反則的なほどうまい。
 なお、参考までにベースプラザに掲示されていた注意書きを載せておきます。
 
 
 
西黒尾根はネットで情報収集している時点であまりの険しさに速攻候補からはずしたルートですが(日本三大急登のひとつ!)、その分登りきった時の感動や達成感も格別のものなんでしょうね。
今回利用した天神平コースも岩場の連続で登りがいがあり、またストックを使用する場面について確認するよい機会となったと思います。
 ストックを買ったのは最近で、前回の釈迦ヶ岳が実は本格的に使用した最初の山でした。今回は岩場で使用してみましたが、やはりある程度勾配のきつい、手を添えて登る必要のある箇所では邪魔になりました。足だけで登れるようなところなら役に立つんだけどなあ。それとも、うまく使用するコツがあるんでしょうか。
とっても楽だと感じたのは、階段の上り下りと岩場の下りかな。特に岩場の下りは思った以上に使いやすかったです。
ただ、まだぎこちないので、自分なりの扱い方を考えていくのは今後の課題です。