2013年8月7日水曜日

高原山:大入道(1402M)~剣ヶ峰(1540M)~釈迦ヶ岳(1795M)【栃木県】

日程:8月4日(日)

メンバー:単独

天候:曇り

アクセス:自家用車

コースタイム:
 9:25小間々駐車場発-(2時間)-11:25剣ヶ峰着-(1時間15分)-12:40釈迦ヶ岳着-(休憩5分)-12:45釈迦ヶ岳発-(1時間1分)-13:46剣ヶ峰着-(昼食7分)-13:53剣ヶ峰発-(25分)-14:18八海山神社着-(40分)-14:58大間々駐車場着-(23分)-15:21小間々駐車場着
※小間々駐車場~剣ヶ峰までは大入道経由。

感想/記録:
7月中は天気の崩れを理由にサボりまくっていたため、1ヶ月ぶりに山に行ってきました。
今回登ったのは高原山。詳しい説明はウィキペディア参照。多面的な自然と歴史を持つ良い山で、名水百選に選ばれた尚仁沢湧水でも知られています。
最初は小間々駐車場から大入道方面を目指して歩きます。なお、このコースは沢を2回渡ります。

 


 標識通りに進んでいきます。
 一番最初の沢は、横断した付近は全く水気のない枯れ沢でした。
 二番目の沢は急な斜面の下にあり、しばらく並行に歩いた後に小さな梯子を下ります。

 
これは梯子を降りて振り返ったところ。
 

 
沢を渡り、写真左の斜めの梯子?のようなところから登山道に戻ります。ここら辺写真ぶれぶれだなあ・・・。
なお、ネットではこの二番目の沢も枯れ沢だというレポがあったのですが、この時は少し水流がありました。連日の大雨のせいかもしれません。
この沢からは支流の谷筋(これも確か水流あり)を登った後、途中で尾根に入ります。この谷筋はちょっと急な部分やロープが張られている箇所もありました。登山道を道なりに行くと大入道へ到着!




つづけて剣ヶ峰へGO!ここからは尾根歩きです。


途中で縄文躑躅と名づけられたツツジの木の前を通過。地元の山の会の方が整備してるのでしょうが、いちいち看板のフォントが可愛らしくてなごみます。
なお、剣ヶ峰手前の小ピークで、一瞬登山道を見失った箇所があったので備忘。国土地理院の地形図では省略されていますが(そもそも古すぎるせいか稜線に登山道がかかれてない)、結構大きく迂回してたような気がします。まあ下ばっかり見ていた自分が悪い・・・。


剣ヶ峰到着~。この看板の後ろのお札のようなものは・・・

 
 
なんと和歌山県は那智山のお寺が修行に来ていたようです。上のウィキペディアのページにもあるように、高原山は古くから山岳信仰の対象となっていたので、今でも修験者が訪れたりしてるんですね。
 
 
剣ヶ峰で釈迦ヶ岳へ進む道と大間々台へ戻る分岐が現れます。ここは釈迦ヶ岳へ進みます。
なお、大入道~剣ヶ峰~釈迦ヶ岳の尾根ですが、スッカン沢側は非常に急な傾斜となっています。きちんと登山道が整備されているので万が一にも転落することはないと思いますが、場所によっては高度感があり、高所恐怖症の人はちょいビビるかも。ちなみに途中、野うさぎに遭遇。人間なら間違いなく数十メートルは滑落するであろうこの急斜面を軽やかに下っていきました。野生ってすごい。
釈迦ヶ岳までの道は徐々に高度を上げ、直前で急登となります。ロープの張られた箇所もあるので注意。地形図を見て随分傾斜がきつそうだなあとは思っていたのですが、想像以上だったので途中から気力が萎えそうになりました。この時点で時間の余裕がないこともあり、鶏頂山はあきらめ。
 
 
釈迦ヶ岳到着!
すがすがしい気分でお昼ご飯を食べられるかと思いきや、曇りのせいで展望はないし、写真には写ってないけど数百じゃ聞かない数のトンボが飛び回ってるし、ハエやハチもブンブンうるさいし、非常に微妙な気分に・・・。いや、全くゆっくり出来るような感じではありませんでした。
 
 
気を取り直して周囲を見回すと・・・!
 
 
しゃ、釈迦だー!!
釈迦ヶ岳にはその名のとおり釈迦がおられました。どうやって運んだのでしょうか。
そんな疑問を抱えつつ、トンボに追い立てられるように下山。剣ヶ峰まで引き返し、そこから大間々台方面へ向かいます。ここからは2つ(確か)のピークを越え、あとは下るのみ。これらのピークも緩やかで、釈迦ヶ岳から戻ってきた身には随分優しく感じます。
 
 
ピークのうちの1つ。
さらに歩いていくと、八海山神社の付近でいきなり浮石だらけのガレ場になります。面白い!
 
 
荒涼として超かっちょいい景色が広がっていました。晴れていれば最高だろうなー。
ここから下りは林間コースと見晴コースの2つ(距離はいずれも2.0km)。あいにくの曇り空ですが、林道はもう飽きたので見晴コースへ。変化に富んでいて良いコースでした。なによりスイスイ下る爽快感があります。
 
 
そんな感じで道なりに行けば大間々駐車場へ出ます。
・・・が、私が駐車したのは小間々駐車場なので、ここからさらに大間々自然歩道を歩いて下ります。距離は2.5kmほどだったはず。今回は午後4時までしか営業していない「山の駅たかはら」(下の写真の「P学校平」にある)に行くためにかなり大急ぎで通ってきちゃったのですが、花の季節、晴れた日にゆっくり散歩したらさぞかし気持ちがよいと思います。トロルが出てきそうな素敵な樹林帯でした。
 
 
 
次はツツジを見に行きたいなあ。
 
 
 

 
 

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